strsplit
文字列を文字列のベクトルに分割する
呼び出し手順
v = strsplit(str,ind)
[v, matched_separators] = strsplit(str)
[v, matched_separators] = strsplit(str, matrix_of_strings, limit)
[v, matched_separators] = strsplit(str, regexp_pattern, limit)
引数
str
分割する文字列
ind
[1 length(str)-1] の範囲の
単調増加のインデックスのベクトル.
v
得られた文字列の列ベクトル (次元
>size(ind,'*')+1).
matched_separators
一致したセパレータの列ベクトル
matrix_of_strings
strの中で検索する文字列の行列
regexp_pattern
正規表現パターン
limit
要素数の最大値
説明
v= strsplit(str, ind)
は,文字列strを
indで添字が指定された点
(indの添字が指す各文字の後)で,
文字列のベクトルに分割します.
strsplit(str)
は,
strsplit(str,1:length(str)-1)
と同じ文字列を返します.
strsplit(str, regexp_pattern, limit)
は
文字列の列ベクトルを返します.
その各々は,大文字小文字を区別する正規表現により構築された境界で
分割されたstr の部分文字列です.
パターンがn回現れる場合,
返される配列はn+1個の要素を有します.
例えば, パターンが1回も存在しなかった場合,
1要素のみの配列が返されます.
もちろん,これはstrが空の場合も同じです.
limitが設定された場合,返される配列には
最大limit個の要素が含まれ,
その最後の要素には文字列の残り全体が含まれます.
strsplit(str, matrix_of_strings, limit)
は,
strを任意の要素で分割します.
これにより,
正規表現を知らないユーザが異なるセパレータで分割することが
できるようになります.
strsplit()
が第2の出力引数を指定してコールされた場合,
一致したセパレータの列ベクトルが返されます.
例
参照
part
strcat
tokens
regexp