bsplin3val
3次元スプラインの任意微分評価関数
呼び出し手順
[dfp]=bsplin3val(xp,yp,zp,tl,der)
引数
xp, yp, zp
同じ大きさの実数ベクトルまたは行列
tl
"splin3d"型のtlistで,
3次元テンソルスプライン(以下ではsと
呼びます)を定義します.
der
3つ要素 [ox,oy,oz]のベクトルで,
計算するsの微分を定義します.
dfp
xp,ypおよび
zpと同じ大きさのベクトルまたは行列で,
これらの点におけるsの要素毎に特定の微分の評価値.
説明
関数interp3dは
スプラインsとその1階の微分のみを計算しますが,
bsplin3valはs
の任意の微分値を計算することができます.
計算する微分値は引数der=[ox,oy,oz]で
指定されます :
この場合,der=[0 0 0] は
s, der=[1 0 0]は
ds/dx, der=[0 1 0] は
ds/dy, der=[1 1 0]は
d2s/dxdy, など...に対応します
座標がグリッドの外部の点
(xp(i),yp(i),zp(i))の場合,関数は0を返します.
例
参照
splin3d
interp3d
履歴
5.4.0
以前は,入力引数の虚部は暗黙的に無視されていました.